子育てコラム

4月のコラム

子育て世代の保育者へ

今年の春はわが娘が社会人になり本当の自立を迎えました。どんな社会人になっていくのかこれからも遠くから見守り、困った時に助けられるよう自分自身の健康を守っていこうと思います。

毎年のことながら、4月の始めはバタバタとしないように3月から準備を始めるのですが今年も進歩は見られず時間に追われています。そんな中でも、進級した子どもや入園した子ども達の笑顔をみるとホッと心が和みます。

私は、児童精神科医の佐々木正美さんが好きで、静岡に来る度に追いかけて公演を聴いて本を読み返しながら子育てをしました。子育てには悩みや迷いの連続でしたが、佐々木先生との出会いでおおらかな気持ちを持てるようになりました。また、仕事の同僚や子育て仲間、子育て広場等など多くの人との出会いがあって今があります。

佐々木先生は「親が望むような子どもになってほしいと思わない」とおっしゃっています。ついつい、こうなってほしい、こんな人になってほしいと思うのは親として当たり前ですが、自分自身とは違う人格をもった一人の人間として接するように気を付けてきたつもりです。乳幼児期、学童期、思春期等を振り返ると仕事と子育ての両立が困難で後悔が残る子育ての時期もありました。でも、静岡を離れ逞しく成長しているようなので自分が思っているほど悪い親では無かったと言えるような気がします。

保育園へお子さんを預けて働く保護者はこれからもっと増えていきます。みらい保育園の職員も子育て世代が多くなり、人員確保をして支えていきたいと思います。もし、このコラムを見て子育て世代の保育者が保育を諦めずに、子育てと仕事の両立を実現するためのお手伝いが出来る方がいましたら、直接園に連絡をください。職員と子どもは勿論ですが保護者の皆さんが保育者の味方の園ですので、まずは見学や体験からでも良いのでお待ちしています。



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